今回、法隆寺を訪れさせてもらって一番心に残ったかもしれないのは..
配置!
どこから見ても、かっこいい..
元々、創建当時はこの配置ではなかったそう。(再建かどうかはまだ議論されているところのご様子。)再建されたとしても7世紀から8世紀のお話でとっても古いのですが..
現在の配置は左右非対称。曇りなのがザンネン...
それでこの空の形が撮れるんですね
(あっ、この灯篭がなければもっと撮れるのに..と思ったらやっぱり江戸時代に贈られ
設置されたものでした。ちょっともったいない配置のような??)
なぜかわからないけどかっこいい..くー
♥
この感動をどうすればっ
創建当初の配置の方が、左右対称でもあり大陸型と言えるよう。
現在の方が左右非対称で和風な感じ?(勝手な想像。)
でもでも、、この再建説などには(はっきりと再建とも言えない説もあるようですが)
やっぱり当時の権力争いに関わっている話もあるので(謎だらけなのですべて曖昧な言い方!)
複雑なきもち,,,
でもでもでも、この頃の建築家(?!)さんや、なんていうんだろう、この配置を計画する方々や、
この細かな意匠を考える人たち、実際に造る職人のみなさんたちは..
どのように造り、建てていったのかしら。。。
どんな風に知識を?!
見ているとやっぱり西洋東洋の色々な文化が混ざり合って、しかも和独自のものもあって..
想像が膨らみます
軒もキレイ♫♬♪
五重塔左奥に経蔵。
先ほどは非対称がうにうにと言っていたのに
経蔵は、右奥の方にある鐘楼と対のような位置に。(写真撮らなかった..(涙))
対象も対象で美しいですよね(笑)!!
とにかく知識のない私でも楽しめます♪
でも...もしも私が小学生でここに来ても楽しめたかなぁ?!それは疑問です☆
さてさて金堂★
こちらにはご本尊が。金銅釈迦三尊像(国宝・飛鳥時代)と金銅薬師如来坐像(国宝・飛鳥時代)、金銅阿弥陀如来坐像(重要文化財・鎌倉時代)、守護するように樟(くす)で造られた日本最古の四天王像(国宝・白鳳時代)が安置されています。
金銅釈迦三尊像は有名な面長のお顔。(有名といってもわたしは初めて知りました(^^))
最初に見たときは何か「おぉっ
!」という感じでした。思ったよりもはっきりと見えて..
にっこりとしていて、私は初めてみる雰囲気だったので、なんだかとても印象深いです。
(上手く言えない.....)
一応、北魏様式と言われているようですが、それもはっきりしないよう..
外国の方っぽい(アジアの)と感じたのですが、造ったといわれている止利仏師(鞍作止利・鞍作鳥)は渡来人で仏教をつたえたといわれる司馬達等の孫。
でも止利仏師作かも意見がわかれるところのようです。(謎がいっぱい。)
衣服がシンメトリー。
壁画にも「はっ」とするのですが、こちらは1949年に焼失してしまったので(この日が文化財防火デーとなった)こちらは模写。
四天王さんが踏んでいる邪気の様子も独特!
こちらは金堂内部、法隆寺パンフレットより★
最近の調査で、金堂の木材は、焼失したと言われる670年より前、
668年のものということが分かったそう。(TV(NHKの世界遺産)で見ました!)
ここからは一枚の写真から取り出した4枚
♪♪♪♪
こちらの龍はかっこいいのですが、いつ造られたかははっきりしないよう。
確かに7世紀っぽくはないかも..?
この、卍崩しの高欄(手摺り)、その下の支えの「人」の字も7世紀建築独特のもののようです。
こちらも一枚の写真から拡大して取り出していて、しかも完全にぶれていますが
小さな鬼瓦。
釣鐘。これは何かなぁ.. いつ頃??
こちらも7世紀独特の組物(雲肘木っていうのかなぁ?)。シンプルで素敵。
そしてさりげなく国宝にとまる鳥。
さてさて、次は、やっと大講堂の方へ向かいます。
じっくり見ていると時間が結構必要!
向かう途中に気付いた景色、ちょっと奥の西の方には
西円堂が回廊の向こうに。
回廊の連子窓が美しい
!!